LEO blog
こんにちは、Hilloryです。
皆さん、大河ドラマ見てますか? 今年の大河「べらぼう」で
寺田心君演じる松平定信ゆかりの地が福島県白河市です。
今回の主人公蔦重が茶屋を手伝い、本の出版に駆け回っていた頃、
(蔦重と瀬川の恋、切なくて辛くて苦しい関係ですよね~涙)
田沼意次の政策で江戸は大いに好景気に沸いていたのですが、
田沼の失脚後は、松平定信の質素倹約を柱にした「寛政の改革」で、
(日本史の授業で習いましたね!)蔦重にもその影響が及んできます。
そこはまあ、ドラマを見てのお楽しみ。
その松平定信は白河藩主で、民から尊敬される名君へと成長します。
奥州の名城・白河小峰城跡
そして、定信が理想の地としたのが南湖公園。
身分の差なく、誰もが楽しめる憩いの場として築構したそうです。
園内には定信を祀る南湖神社があり、縁結びの神様として有名です。
(しっかりお参りしなきゃ!)
また定信の庭園理念を受け継ぐのが翠楽園。
できるだけ手を加えず、自然に近い姿を目指したそうです。
定信の寛政の改革があまりに厳しく、華やかだった田沼の時代を
懐かしむ狂歌「白河の清きに魚も棲みかねて もとの濁りの田沼恋しき」
はあまりに有名ですが、白河市に伝わる定信像は民衆の為に斬新な政策を
次々と打ち出した名君として、白河の人々から絶大な信頼を集め、
白河藩七家二十一代の藩主の中で、地元人気ナンバーワンだそうですよ!
とはいえ、定信から自由に出版物を作ることを制限される蔦重、
大河では二人はどのように描かれていくのでしょうか。